バンド・ミュージシャン情報局

  


ナ行
ニール・ダイアモンド  Neil Diamond
ジャンル : ポップ
あまりにも大衆的で毒気の無い音楽性のせいか、その実力と反比例して彼の存在はロックの歴史においては影が薄い。映画「ビューティフル・ガールズ」では、彼の名曲「スウィート・キャロライン」が主題歌の如く使われている。
ニール・ヤング  Neil Young
ジャンル : ロック
60年代は「バッファロー・スプリング・フィールド」、「CSN&Y」といったバンドを転々としながら活動していたが、71年、彼にとって生涯の伴侶的な存在になるバンド「クレイジー・ホース」を見つけてからは、彼等と共に活動している。また、ニルヴァーナのボーカル、カート・コバーンがリスペクトし、遺書にもヤングの歌詞を引用するなどしたことから、90年代は「グランジの祖」として再び注目を集めた。J・ジャームッシュ監督のドキュメンタリー「イヤー・オヴ・ザ・ホース」では、そんな彼の生き様とクレイジーホースの強い絆が描かれている。

ニコ  Nico
ジャンル : フォーク/ロック
ポップ・アートの巨匠アンディー・ウォーホルが、ルー・リードを擁して作った実験的ロックバンド「ヴェルヴェット・アンダー・グラウンド」に在籍していた、元モデル兼女優の美女。彼女の魔性の魅力に見せられた著名人は数知れず、フランスの名優アラン・ドロンとの間に、一子(非・認知)あり。88年、謎めいた死を遂げる。
ニック・ケイヴ  Nick cave
ジャンル : 前衛ロック
彼の率いる「ニック・ケイヴ&バッド・シーツ」は、アメリカ南部から影響を受けたというブルースとフォークを、ヘヴィーなサウンドでミックスした独特の音楽を聴かせる前衛的ロック・バンド。ヴィム・ヴェンダース監督の「ベルリン 天使の歌」でのLIVEが印象的。

ニューヨーク・ドールズ  Newyork Dalls
ジャンル : パンク
セックス・ピストルズの仕掛け人、マルコム・マクラーレンがマネージャーだった事もある、NY発の元祖パンク・バンド。74年の彼等のデビューこそ、パンクの起源とする説もある。正に「おどろおどろしい」とはこの事!といった女装&メイクと、ヴォーカルのデイヴィッド・ヨハンセン(中央)の野太く、攻撃的な歌声は聴くものを圧倒する。今年(2004年)再結成を果たし、9月には来日も決まっていたが、7月、オリジナル・メンバーでべーシストだったアーサーが白血病で死去。同バンドのリード・ギタリストだったジョニー・サンダースも91年にドラッグの過剰摂取で死亡している。さらにその翌年の92年にはドラマーのジェリーも脳溢血で死亡している。アーサーの死で、ドールズは3人のオリジナル・メンバーを失った事になるが、それでも同バンドは予定通りツアーを決行するらしい。
ネーナ  Nena
ジャンル : ポップ
紅一点のヴォーカル、ネーナ・ケルナーの名をバンド名にした、80年代にドイツから登場した5人組ポップ・バンド。、「ロック・バルーンは99」などのヒット曲を持つ。


  

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