バンド・ミュージシャン情報局

  

サ行
サイモン・アンド・ガーファンクル  Simon&Garfunkle
ジャンル・ポップス
68年、映画「卒業」のサントラが驚異的なヒットを飛ばし、その名を世界中に轟かしたフォーク・デュオ。同サントラ収録の「サウンド・オヴ・サイレンス」「ミセス・ロビンンソン」「スカポロー・フェア」は、彼等の代表曲。また、70年に発表したアルバム「明日に架ける橋」では、グラミー賞を3部門受賞し、名実共に、アメリカを代表するミュージシャンとなった。
ザック・ワイルド  Zakk Wylde
ジャンル : ヘヴィー・メタル
オジー・オズボーンのアルバム「ノー・レスト・フォー・ザ・ウィケット」製作時に、新たなるギタリストとしてオジーに大抜擢され、一躍ギター・ヒーローとなる。オジーの右腕として活躍する一方、ソロとしても活動している。しましまサークル模様のギターがトレード・マーク。
シーナ・イーストン  Sheena easton
ジャンル : ポップ
スコットランドのグラスゴー出身。国立演劇音楽学校で正式にオペラの教育を受け、演劇教師の資格も取得していたが、ポップス歌手になるためにオーディションを受け、歌手となった。81年に発表したセカンド・シングル「9to5」が全米一位の大ヒットとなり、大物新人としてポップス・シーンに登場、その後も「テレフォン」などをヒットさせた。80年代後半には、プリンスとの交際も話題を呼んだ。
シーラ・E  Sheila E..
ジャンル : ポップ
ラテン・ロックのパイオニア「サンタナ」に在籍していた事もあったミュージシャン、ピート・エスコヴェードの娘。カルロス・サンタナからプリンスに紹介され、プリンス・ファミリーに加わる。84年、プリンスのサポートを受け、シングル「グラマラス・ライフ」を発表。見事全米チャートで7位にランクイン。その後もプリンスのサポート・ミュージシャンとして活躍。

シェール  cher
ジャンル : ポップ
70年代には元・夫のソニー・ボノと「ソニー・アンド・シェール」として活躍。多くのデュエット曲をヒットさせた。その後二人は離婚し、シェールは女優業へ転向。70年代後半には、「キッス」のジーン・シモンズとかなり真剣に交際していたが、破綻。長いこと音楽とは距離を置いていた彼女がポップス・シーンに帰り咲いたのは98年。アルバム「ビリーヴ」を発表し、本作は大ヒット。彼女が歌手としても健在である事を大いにアピールした。
ジェイムズ・ブラウン  James Brown
ジャンル : ファンク
井筒和幸監督が制作した映画「ゲロッパ」が話題になり、今年来日も果たした「J・B」ことジェイムズ・ブラウン。プリンスからローリング・ストーンズ、果てはレッド・ホット・チリ・ペッパーズにまで影響を与えたと言われる、「ファンクの帝王」。その昔、日本のカップ・ヌードルのCMにも出演していたらしい。

ジェフ・ベック  Jeff Beck
 ジャンル : フュージョン、ブルース、ロックンロール、ギター・インストゥルメンタル

 
E・クラプトン、J・ペイジを輩出した伝説のバンド「ヤードバーズ」の二代目ギタリストとして活躍した後、ハード・ブルース・ロック・バンド「ジェフ・ベック・グループ」をロッド・スチュワート等と結成。アルバム「トゥルース」一枚を残し72年に解散。その後は孤高のブルース・ギタリストとして活動。ジャズとロックの融合を試みた75年の「ブロウ・バイ・ブロウ」76年の「ワイアード」で、天才ギタリストとしての地位を固めた。

シェリル・クロウ  Cheryl Crow
ジャンル : ロック
93年、アルバム「チューズデイ・ナイト・ミュージック・クラブ」でデビューした、アメリカ出身のシンガー・ソング・ライター。同アルバムは700万枚の売り上げを記録し、94年度のグラミー賞では三部門を受賞。その後も精力的にアルバムを発表し、90年代を代表する女性シンガーとなった。また、映画との関係も密接で、ニコラス・ケイジ主演の映画「リービング・ラスヴェガス」や、「007・トゥモロー・ネヴァー・ダイ」では主題歌を唄い、ジェフ・ブリッジス主演の現代SF映画「K−パックス〜時の旅人〜」には楽曲を提供している。
ジャクソン・ブラウン  Jackson Browne
ジャンル : ポップス、ロック
60年代はバーズやニコ等に楽曲を提供するソング・ライターだった彼も、72年にはアルバム「ジャクソン・ブラウン」を発表し、ミュージシャンとして活動をスタートさせる。同アルバムに収録されている「ドクター・マイ・アイズ」は大ヒットを記録。ジャクソン・ファイブもこの曲をカバーした。また、イーグルスのデビュー曲であり代表曲「テイク・イット・イージー」も、彼の作品である。78年に発表したアルバム「孤独のランナー」でその人気は頂点に達した。

ジャーメイン・ジャクソン  Jermaine Jackson
ジャンル : R&B
ジャクソン兄弟の3番目。つまりマイケル・ジャクソンの二つ上のお兄ちゃん。弟が人智を超えるほどのセールスを記録する中、彼も84年にアルバム「ダイナマイト」を発表し、大ヒット。また、ジョン・トラボルタ主演の映画「パーフェクト」では、主題歌を歌っている。
ジャネット・ジャクソン  Janet Jackson
ジャンル : ポップ
ジャクソン一家の末っ子。と言うことはマイケル・ジャクソンの妹。1000万枚以上の売り上げを記録した86年発表のアルバム「コントロール」で、それまでのアイドル的なイメージを完全に払拭し本格派シンガーとして歩みだす。89年には大傑作アルバム「リズム・ネイション」を発表。この時のジャネットの振り付け、衣装、ビデオ・クリップでのイメージつくりなどは、後の女性ポップ・シンガーのお手本ともなった。
ジューダス・プリースト  Judas priest
ジャンル : ヘヴィー・メタル
74年、1stアルバム「ロッカ・ローラ」でデビューしたイギリスのHMバンド。76年発表の「運命の翼」、77年発表の「背信の門」で人気を確立し、ライバルのアイアン・メイデンとともにNWOBHM(ニュー・ウェーヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィーメタル)の中心バンドとしてHMシーンを引率。ボーカル、ロブ・ハルフォードのルックスに似合わずカン高い歌声は、その後のヘヴィー・メタル・ボーカルの一つの「型」ともなった。

 
シュープリームス  Supremes
ジャンル:R&B
ポップ史上、彼女達ほどヒット曲に恵まれ、成功したグループは居ないのではないか?と言われるほど人々に愛された、モータウンにとどまらず、全R&Bを代表するグループ。64年にデビューしてから、70年にダイアナ・ロスが脱退するまで、「ストップ・イン・ザ・ネーム・オヴ・ラヴ」、「恋はあせらず」「キープ・ミー・ハンギン・オン」「またいつの日か」など、無数のヒットを飛ばした。また、ローリング・ストーンズからフィル・コリンズまで、多くのミュージシャンが彼女達の曲をカヴァーしている。

ジョーン・ジェット Joan jett 
ジャンル : ロック
82年の「アイ・ラヴ・ロックン・ロール」のヒットで有名な、元・ジョーン・ジェット&ザ・ブラック・ハーツのボーカリスト。その男勝りの物腰と、特徴のあるハスキー・ヴォイスで人気を得た。
ジョン・クーガー・メレンキャンプ  John couger Melencamp
ジャンル : ロック
76年にデビューし、80年代に人気を得ていた、シンガー・ソング・ライター。本名はジョン・メレンキャンプだが、デビューする際にマネージャーによって、「アメリカのライオン」を意味するクーガーに改名される。82年発表のアルバム「アメリカン・フール」で大ブレイクし、一躍B・スプリングスティーン、ブライアン・アダムス等と並ぶ、80年代を代表するシンガーとなった。
ジョン・ルーリー  John lurie
ジャンル : ジャズ、ロック
モダン・ジャズ・ロック・バンド「ラウンジ・リザース」を率いて、主にJ・ジャームッシュ映画の音楽を担当する。80年にはオリジナル・アルバム「ラウンド・リザース」を発表している。

シンディ・ローパー  Cyndi Lauper
ジャンル : ポップ
80年代には、マドンナと人気を二分する程の活躍をした、元祖個性派女性ポップ・シンガー。84年発表のデビュー・アルバム「シーズ・ソー・アン・ユージュアル」は、シングル・カットされた3曲がチャート1位を記録するという、モンスター・アルバムとなった。また、ファンタジー冒険映画の傑作「グーニーズ」のテーマ・ソング「グーニーズはグッド・イナフ」は、知る人ぞ知る名曲!
シンニード・オコナー  Sinead O’Connor
ジャンル : ロック
90年、プリンスのカバー・ソング「愛の哀しみ」が大ヒットしてポップス・シーンに登場した、、女性ロック・シンガー。スキン・ヘッドに毒舌、反体制的なその態度で、後に続々と現れるグランジ/オルターナ・ティヴ系の女性ロッカー達の模範的存在となった。
スティーヴ・ヴァイ  Steve Vai
ジャンル : ヘヴィー・メタル
80年代初期に活躍したメヴィー・メタル・バンド「アルカトラス」に、イングウェイ・マルムスティーンの後任ギタリストとして加入し、メタル・ファンの間にその名を知らしめる。そのスーパー・速弾きプレイが、「ヴァン・ヘイレン」を追い出されて復讐計画を練っていたデイヴ・リー・ロスの目にとまり、見事「デイヴィッド・リー・ロス・バンド」のリード・ギタリストに抜擢される。その後はデイヴィッド・カヴァデール率いる「ホワイト・スネイク」に引き抜かれ、スーパー・ギタリストとして申し分ない活躍をした。その節操無く暴れ狂うプレイと、セクシーと言うか妖しげなルックスが見るもの、聴くものにインパクトを与える。
スティーヴ・ウィンウッド  Steve Winwood
ジャンル : ポップ
60年代には、わずか16歳にしてR&Bバンド「スペンサー・デイヴィス・グループ」に加入し、その白人離れしたブルース・フィーリングと歌声で、天才シンガーと賞賛される。70年代は「トラフィック」というプログレッシヴ・バンドを結成し活動を続け、86年にはアルバム「バック・イン・ザ・ハイ・ライフ」、88年にはアルバム「ロール・ウィズ・イット」をヒットさせた。

スティーヴィー・ワンダー  Stevie Wonder
ジャンル : R&B
失われた視力と引き換えに、驚くべき聴力と音楽的才能を授けられた、レイ・チャールズと並ぶ、R&B界の大天才。その愛すべきキャラクターと、質の高いポップ・ソングは人種を超えて人々を幸福にする。映画との仕事も多く、「ステイ・ゴールド」は83年の映画「アウト・サイダー」に、名曲「心の愛」は84年の映画「ウーマン・イン・レッド」の主題歌に、最近では「キス・ロンリー・グッド・バイ」という曲が映画「ピノキオ」の主題歌に使われた。


スティング  Sting
ジャンル : ポップ、 ロック
70年代末〜80年代始め、、ニュー・ウェーヴの旗手「ポリス」のヴォーカル&べーシストとして活動していた。アメリカでも爆発的に人気が出始めた頃、スティングが俳優業に熱を出し始めた為か、メンバー間の関係はギクシャクし始め、86年にポリスは解散。その後スティングはソロとして活動。ポリスとは一味違った、ジャズロック風の音楽を聴かせている。
ストレイ・キャッツ  Stray Cats
ジャンル : ロカビリー
80年代初頭に登場した、3人組ロカビリー・バンド。「ロック・タウンは恋の街」「涙のラナウェイ・ボーイ」などをスマッシュ・ヒットさせたが、84年に解散。ギター&ボーカリストのブライアン・セッツアーはその後16人編成のビッグ・バンド「ブライアン・セッツァー・オーケストラ」を結成した。
セックス・ピストルズ  Sex Pistols
ジャンル : パンク
言わずと知れた、ロック史上最悪の不良バンド。77年に発表されたアルバム「勝手にしやがれ!」は、彼等唯一のスタジオ・アルバム。彼等が残した音楽とカッコよさは色あせる事無く、デビューから30年近く経つ今もなお多くのフォロアーを産み続けている。


  

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