ロックと映画大全集へ |
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事実は小説よりも奇なり?ということなのか、それともファンを劇場におびき出すためなのか、歌手やバンドの経歴を題材に扱った映画は多く、特に最近では音楽系ドキュメンタリーと並行してその勢いを伸ばしつつあります。 見るに耐えないもの、本物より格好イイもの、映画として質の高いものなど、その内容は千差万別ですが、ミュージシャンの生き方や考え方に少しでも触れることの出来る伝記映画は、ロックファンならずとも興味を引かれるところでしょう。 |
五十音順に並んでいます
カート・コバーン アバウト・ア・サン | コバーン本人の肉声や彼にゆかりのある土地の風景などを織り交ぜながら綴る私的な鎮魂映像。彼の功績と死の意味を探る旅。07年8月4日公開。 | |
アメリカ交響楽 | ジャズとクラシックを融合させた、アメリカが誇る天才作曲家、ガーシュインの生涯。 | |
ウォーク・ザ・ライン〜君につづく道〜 | 伝説のカントリー・ミュージシャン、ジョニー・キャッシュの自伝を元に映画化。訪問販売員を辞め、バンドを結成したキャッシュは、独特の歌唱法と詞世界で一躍大衆の支持を得るが・・・主演のホアキン・フェニックスの吹き替えなしの歌声と、リーズ・ウェザースプーンのハツラツとした演技が魅力。 | |
ヴェルベット・ゴールド・マイン | イギー・ポップとデイヴィッド・ボウイをモデルにしたとされる、青春ロック映画。 | |
歌え!ロレッタ愛のために | ポップス歌手、ロレッタ・リンの波乱万丈の半生を描く。アカデミー主演女優賞受賞作品。 | |
ウディー・ガスリー〜我が心のふるさと〜 | 社会と闘いながらも貧しい労働者の為に歌を唄い続けたカントリー・シンガー、ウディ・ガスリーの自伝を元に映画化。不況の嵐に襲われた故郷を離れ、カリフォルニアへやってきたガスリーが目にしたのは、過酷な労働条件で酷使される労働者達の悲惨な現状だった・・・。アカデミー撮影賞、編曲賞受賞。 | |
8mile | 白人ヒップ・ホッパー、エミネムの奮闘を描いた半自伝的映画。 | |
カーペンターズ・ストーリー | 監督、製作総指揮、音楽をリチャード・カーペンターが手がけたカーペンターズのヒストリー。TV映画 | |
グレイス・オブ・マイ・ハート | シンガー・ソング・ライターの主人公は、女性歌手キャロル・キングがモデル。 | |
グレート・ボールズ・オブ・ファイアー | 「火の玉ロック」で有名なジェリー・リー・ルイスの、21歳でレコード・デビューしてから2年間の活動と私生活を描く。全編に渡って流れる、古き良きロックン・ロールの数々と、デニス・クエイドの熱い演技が見もの。また、13歳の幼な妻を演じるウィノナ・ライダーがみずみずしい。 | |
グレン・ミラー物語 | ジャズ・トロンボーン奏者、グレン・ミラーの生涯を青年期から、謎の飛行機事故で亡くなるまでを、名優ジェームズ・スチャート主演で描く。 | |
control | わずか23歳の若さで自殺したイアン・カーティス(元ジョイ・ディヴィジョン)の伝記映画。監督はニルヴァーナやU2のビデオクリップで知られるアルトン・コルビン。(07年公開・日本公開未定) | |
ザ・シンガー | エルヴィス・プレスリーの青春時代を、カート・ラッセルが熱演。 | |
シド・アンド・ナンシー | 悪名高い元・セックス・ピストルズのべーシスト、シド・ヴィシャスと、その恋人ナンシーの破滅的な恋を描く。 | |
セントルイス・ブルース | ブルース作曲家、W・C・ハンディーの物語。 | |
ティナ | ソウル・ロックの女王、ティナ・ターナーの半生を描く。 | |
ドアーズ | アメリカが誇る伝説的ブルーズ・ロック・バンド「ザ・ドアーズ」の活動と、ジム・モリソンの破天荒な一生をオリヴァー・ストーン監督が映画化。モリソンを演じるヴァル・キルマーがかなりの名演技を披露。 | |
24アワー・パーティー・ピープル | トニー・ウィルソンと相棒エラスムスが設立した「ファクトリー・レコード」の話。 | |
パープル・レイン | プリンスの、半自伝的映画。同名大ヒットアルバムからの名曲もふんだんに使われている。 | |
バック・ビート | ビートルズの初期のメンバー、スチュアート・サトクリフの21年間の生涯。 | |
バディー・ホリー物語 | 飛行機事故でその生涯を閉じるまでの、バディー・ホリーのサクセス・ストーリーを描く。 | |
ハンク・ウィリアムス | カントリーの父、ハンク・ウィリアムスの29年の生涯。 | |
ビヨンド・ザ・シー | 50〜60年代に活躍したロック・歌手、ボビー・ダーリンの生涯を、ケヴィン・スペイシー主演で描く。 | |
ビリー・ホリディ物語 奇妙な果実 | ジャズ歌手ビリー・ホリデイの半生を描く。ビリー・ホリディ役にダイアナ・ロス。 | |
ブライアン・ジョーンズ 〜ストーンズから消えた男〜 |
ローリングストーンの初代ギタリストで69年に謎の死を遂げたブライアン・ジョーンズ。あの時、バンド内で何があったのか?他のメンバーはブライアンをどう思っていたのか?ブライアンの生き様と功績と死の真相をミステリアスに描く。06年8月5日公開。 | |
フランク・シナトラ・グレイテスト・ストーリー | テレビ映画。少年時代から往年のシナトラまでを、名曲を添えながら丁寧に描く。 | |
ボヘミアン・ラプソディ | いわずと知れた伝説のロックバンド「クイーン」結成から成功までの軌跡を描いた青春ロック映画。 これを見てあの曲やあの曲が生まれた背景・逸話を知ろう。 バンド映画というよりフレディ・マーキュリーという偉大なシンガーを讃える映画にもなっている。 |
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ラストデイズ | カート・コバーンの死を、孤独と絶望たっぷりに描く。ガス・ヴァン・サント監督。 | |
ラ・バンバ | 「ラ・バンバ」の大ヒット直後、飛行機事故でわずか17歳の生涯を閉じた、リッチー・ヴァレンスの伝記映画。 | |
リトル・リチャード・炎のロックン・ローラー | リトル・リチャードの生い立ちから成功への道のりを描く。 | |
レイ | 2004年6月に逝去した、R&Bの神様レイ・チャールズの生涯を描く。 | |
ローズ | 27歳の若さで夭折した伝説のシンガー、ジャニス・ジョップリンをモデルに描いたロック映画。麻薬と過労でボロボロになりながらも歌い続けるロック・スター、ローズの劇場の人生を、ベッド・ミドラーガ見事な演技と歌唱力で体現する。 | |
ロケットマン | イギリスを代表するシンガー・ソング・ライター、エルトン・ジョンの波乱万丈の人生を描く伝記映画。「ユア・ソング」「クロコダイルロック」「土曜の夜は僕の生きがい」など数々の名曲をその誕生秘話やライブシーンを織り交ぜて描く。主演は「キングスマン」のタロン・エガートン。 エルトン本人をして「タロンほど自分の歌をうまく歌いこなせる俳優はいない」といわせしめた本物の歌声で見事にエルトンを演じきっている。 |
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ロック・スター | 主人公は、ジューダス・プリーストの二代目ヴォカーリスト、リッパー・オーウェンズをモデルにしている。 | |
ジャージー・ボーイズ | 「君の瞳に恋してる」で有名なフランキー・ヴァリ&フォーシズンズの物語をクリント・イーズトウッド監督が映画化。成功を掴んだ四人の若者の友情、裏切り、葛藤を、ヒット曲満載で描く。14年9月公開。 |